あるところに、小さな少女がいました。


その少女は一人で、さみしくて、一人が嫌で、泣き続けました。


そこへひとりの天使が舞い降りました。


彼女は、少女にこう言いました。


「さみしいならここへ国をつくって人を集めなさい。そしてあなたは王女になるのです」


少女は天使のいうとおりに、そこへ国をつくりました。


天使の顔をした悪魔の呪いを背負って・・・