神様と君が味方だったら

作者りんこ

思い出すと切なくて懐かしくて、涙が頬を伝っていく。10年の歳月を経て、私は経営者になり、君は芸能人になっていた。違う世界で生きる二人の純愛ストーリー。

純愛なんて、わからなかったんだって思う。


長い月日が経過して、いろんな経験をして、そして初めてあれが純愛だったんだ、って気づいた。


大学生の私と6つも年下の雅史。

あのときの毎日はまぶしすぎて切なくなる。

あのときは何もわかってなかった。


純粋な気持ちに気づけずに、10年の月日が経過した。


私も君も、びっくりするくらい、悲しくなるくらい、変わってしまった。


私たちの味方なんて、一人もいない。

私と君と、そして、この世に神様がいるなら、神様だけが味方になってくれればいい。


本当に神様がいるなら、私と君の純愛を認めてください。。