瑠愛
生きてきた証
日記形式で書かれた作者さまの生きてきた軌跡。
それは決して順風満帆な人生ではなく、とても壮絶なものでした。
父親との関係、友達との関係、好きな人との関係…
たくさんの人間関係に悩み傷つき、その姿はとても悲しく、だけど少しずつ乗り越えていく姿に心打たれました。
所々、登場人物の感情や行動、発言が唐突でなんだか矛盾だらけのような気がしました。
でも、それはノンフィクションだからこそだと思います。
フィクションであれば、人の感情と行動、発言に矛盾はありません。
でも、現実の人間の行動は矛盾だらけ。
理解しがたいことばかりです。
10代であれば特にそうです。
自分の一時的な感情すべてを行動にしてしまうほどに、若さというのは時に純粋で、時に残酷です。
これからどんな展開になっていくのか、少し怖くもあり楽しみです。
執筆、がんばってください。