彼女の罪。
それはあのお方に
"愛情" という
感情を持ってしまったこと。
その罪は重く、重罪。
決して神は許してはくれない。
何度悔いたことでしょう。
何度あのお方を想い、
涙を流したことでしょう。
それでも"欲望"は、どんな感情を抱いたとしても、
自分のものにしたくなる。
それが、
思い通りにいかねばいかぬ程に――…。