一から十一までの数字がそれぞれ背中に浮き出た、
11人の、運命に選ばれた者たちが、世界中の百万人の人々をある目的と事情のために殺そうとしている一人の男を止めようと立ち上がるお話しです。八犬伝のような感じですが、
なぜ数字かといいますと、数秘術という学問的占いがヒントになっているからです。それぞれの数のそれぞれの主人公たちに、それぞれに分かれた宿命と性格と役割(役目)を与えようと思っています。少し哀しいお話しです。
あ、そうだ、僕の第一作目の小説の実菜美も、第九士として登場します。