塔に幽閉された少女の生活は、ある日訪れた青年の手によって一変する。ささやかな幸せを求めた少女の物語。
わたしは幸せだった。
何も知らなかったから。
わたしは欲しくなった。
本当の幸せと自由が。
それは手を伸ばしてもけっして届くことのない、暖かいお日様のようなものでした。
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故夜様 樹杏サチ様 月季花様 チョコ様