逆様の信号機

作者

『点滅する青信号が…、』
「…目に焼きついて離れない?」
どこかちぐはぐで、曖昧で、可笑しな世界で君と出逢った。





世界が軋んで



激しい衝撃をこの身に受けて



崩壊の音を聞きながら



そっと瞼を下ろした






逆様の