初恋の君と。

作者moeka

天然おっとり少女・優華と俺様でドSな美青年・拓哉の甘い恋の物語。

あたしは10年前のあの日、幼いあたしは恋に落ちた。


それが初恋だった。


だけど初恋のひとは5、6年前に違うところに引っ越していった。


でも高2の夏。

あたしたちは再会してたなんて思いもしなかった。


拓くん、あたしはちゃんと拓くんのこと覚えていたよ?

だけど隣の席になった拓哉くんが拓くんなんておもいもしなかった。

だってかっこよくなったもん。


ごめんね、気付かなくて。

だけど今、拓くんの隣にはちゃんとあたしが居る。

何年先も何十年先もずっとずっと一緒にいようね。