平凡な日々を幸せと思っていたいだけだった。

作者あさり



彼と彼女と、そして私。






私は何も知らず、何も考えることなくただ日々平凡に暮らしていた。

そして、それだけが幸せだと思っていた。




彼女はただ幸せでありたかった。

そして幸せなはずだった。

もうすぐ、思い描いていたことが、現実になる時だった。





そう、彼に出会うまでは。。





決して、交じり合うことのない3人の関係

しかし、微妙に混ざりあう関係。



そして、私は、彼と、彼女について必然と考えていかねばならぬと、思い始めるようになる。



どんな結末が待ち構えていようと。