作品コメント
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- 理輝
羨ましい絆
凶悪な犯罪。
それを必死に追う刑事達と被害者の複雑に絡み合う関係…。
人間くさい登場人物達が繰り出すドラマに釘ヅケになりました。
読んでると、胸が熱くなったり、悔しくなったり…。
特に素敵なキャラが多過ぎますッ!
読んでいく内に、登場人物に惚れていく自分がいました。
あぁ、俺も、あんな上司欲しかったなぁ…。
プロの人が書いたんじゃないだろうか…
そんな気になるくらい深かったです。 - 魅海
愛しい
ミステリー系の話なのにその裏の沢山の人の感情を上手く描いていて良かったです。すごく心が和みました。書籍化してもしなくても沢山の人に読んでもらいたいです。今自分の周りで支えてくれる人がどんなに大切かがよく分かりました。『愛しい』と素直に想えます。ありがとうございました。 - コーロギ
惜しい
謎を残しながら、ドロドロとした複雑な人間関係を巧みに描いていくミステリー。登場人物の心理や動きも丁寧に描写されています。
ですが、風景の描写が足らず、いまひとつ臨場感に欠けてしまっている気がします。例えば村の風景などをもっと詳しく書いていれば、事件が起こった時にのどかな雰囲気から一転して…と、よりスリリングな感じが出るのではないでしょうか。
構成やキャラクターなどは非常に良く作り上げられていると思います。 - みく
ハラハラドキドキ
まだ途中までしか読んでませんがハラハラドキドキのストーリーです(>_<)文章構成も上手く素晴らしいと思います - 小泉秋歩
被害者の娘と、加害者の「息子」が出会う時…
のどかな山村で起こった惨劇。
目の前で、「竹内」と名乗った見知らぬ男に父親を惨殺された少女・弥央。
その直後、竹内自身も自害したが、彼は15年前に都内で起きた妊婦一家殺害事件及び嬰児誘拐事件の犯人だった。
竹内の家を捜索した刑事達は、そこで一人の少年を保護する。
その少年・真一こそ、誘拐された赤ん坊であり、15年もの間、竹内に監禁され続けていたのだ。
竹内に父親を殺された弥央。
竹内を父親だと信じていた真一。
2人が出会う時、新たな事件が再び幕を開ける――
複雑に入り組んだ人間模様を描く、ミステリー・サスペンス。
構成が良く練られていて、設定も描写も非常に緻密に組み上げられており、どっしりとした重厚感があります。
15年前の事件と、山村での殺人、そして真一達を襲う新たな事件と、幾つもの犯罪が重なり合い、真相を少しずつ浮かび上がらせていきます。
また、事件を追いかける刑事達もまた、それぞれに複雑な背景を背負っており、愛情や信頼、裏切り、嫉妬といった色々な感情が渦巻いていて、誰からも目が離せません!