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【門】実態が見えない恐怖自称辛口批評家です。夏というと、怪談、ホラーです。という事で、短編を読んでみました。あのホテル跡のオフィスビルが、舞台となっていますから、身近に感じます。私も何度か、行った事があります。外見も、中に入っても、恐怖感など微塵もありません。そこを逆手にとった作品です。端的に言うと、読んで恐怖を感じませんでした。それから、文章は、かなり上手く読ませますが、本題に入るのが長く、出来事も大した事ではない。私などは、さっくり読みますが、文字離れしている世代(ケータイ世代)には、少々辛いのでは?と、思います。読者巻き込み型の語りは、私は平気ですが、最近の流行でしょうか。まあ、恐怖は、人それぞれなので、読んでみてはどうですか。何故なら、このレヴューを読んでだ貴方は、本作を読まなければ、呪われるのだから‥‥‥