涙のラブソング

作者

そばにいるのが当たり前だった


気づいたときにはいつもそうだったから


一緒にいて、それが当たり前


そんな感覚が「自然」じゃなくなったのは、いつからだったんだろう


ふとした時に、あまりに遠くて


不意に、夢か現実かわからなくなる


いつの間にか遠いんだ、君のことが…



きっとそれは……ずっと前から――