仮(音)

作者

彼女の声さえが俺にとっては世界の中心だった。彼女を失うのが、この世界を失うのと同じくらいに匹敵するくらい。それだけ、君を求めていた。純真な恋愛を書いています^^

君が僕の前から消えた時、


僕の世界から音は消えた。


いや、君の声が聞こえない世界なんて、


ただわずらわしいだけだ。


だから音をふさいだ。


…君の声さえ聞こえたら、


僕は幸せだった。