ヒロインのひとりごと

作者ちゃき





ぼんやりと曖昧なこの世界。






私は、少女Aでいい。


脇役でいい。




もう、なにもかもがめんどくさくなって


諦めて、逃げだした。






そんな私は、ヒロインにはなれないんだ。






メガネをかけると、


世界が少しだけ










クリアに見えました。