「大好きでした。さようなら…。」


中三の冬 君と別れ、伝えられなかったこの思いどこに捨てたら楽だろう。


そして、時は流れ高一の春がやってくる。


校門をくぐり、頬に涙を流す。


「今、元気ですか?」


と、つぶやく声など聞こえてないだろう。