ローゼンリッタ

作者アネモネ






大陸戦争――と呼ばれた

長い戦いが終わり、

アインゼル王女レティは

帝国エルノアへ"友好の証"として

嫁ぐことに。



だが、夫となる皇太子は

まだ九つで しかも想い人がいるようだった。




母として姉として

そして皇太子妃として

レティは皇太子を愛する事を決めた。