空族やら軍人やら覆面やら皇子やらが走り回ったり斬り合ったり恋しちゃったりとにかく好きなものを詰め合わせた長編ファンタジーです。ライトノベルな感じを目指してます。
それは一つの夜明けから始まった。
かつて、一人の美しき女神の降臨によって世界は一度滅びたという。
殆どの大地が海に沈んだ世界。
その大地の大半を治める帝国の、
一隻の飛空船で交差した二つの視線、様々な運命。
世界の片隅で、再び女神の胎動が静かに始まっていく。