瞳に囚われて

作者紗雪

どこにでも居る普通の子。ただ退屈を紛らわしてくれる存在を求めていた。そんなとき、あの冷めた青い瞳に魅入られて、私の日常が色づき始める。


毎日、退屈だった。



いつもと変わらない日常。



代わり映えがない友人との会話。



私はいつも何かに飢えていた。



でも、あの冷めた青い瞳に惹かれたときから、



私の世界は変わっていく。