ROSE・GIRL

作者すもも

自分は薔薇のようだと思い込んでいる彩は、傷つけても自分を見てくれる人を求め続けていた。そんな彩の目の前に現れた転校生。その転校生は実は・・・?



近づいてきたやつ  みんな


  あたしがこの手で傷つけてしまう




そんなあたしは薔薇のよう


結局誰にも手にとってもらえない




見た目で気に入られて

触れたら最後



チクリとあたしのトゲが刺さる



そしてあたしは捨てられる








だけど


だけどあたしは待ちたいの



傷つくのわかってて


あたしを手に取ってくれる人


あたしを好きになってくれる人




あたしは薔薇