みんなが楽しみにしているだろうはずの夏休みは、僕にとっては退屈なものでしかなかった。そのはずなのに、ある少女と出会ってからその年の夏休みは一味違うものとなった。
月明かりが照らす君の顔は
とても輝いていた
月夜に踊る吸血鬼のお姫様
もしできることならば
また夢で逢いましょう