始まりの旅。

作者siranuiyuki

そこには今日から高校一年生となるひとりの

少年がいた。 少年はなれない通学路をひとりで

歩いていた。不安と希望に胸を高鳴らせて。

少年はこれからの学校生活のことで頭がいっぱいだった。 これから自分がどうなっていくのか、そのときの少年は知るよしもなかった。