記憶喪失の少女莉緒と、生き別れの兄湖ノ葉。兄妹だけれど、違う、そんな2人の残り一ヶ月。『別れはいつも悲しすぎる』切ない純愛です。
記憶を失って
母親に申し訳なくって
“なんだか、生きることが疲れた”
それでも期待に応えようと
精一杯生きたけど
“いっそうのこと死んでしまいたい”
『お母さん』…『お母さん』…
“本当にごめんなさい”
そんなときに助けてくれたのは、そう、あなただったよ。