ただ、あたしだけを愛してほしかった。…それだけなのに、願いは、願いのまま夜空に溶けて消えた。
あたしは
暗闇に居る。
いままでも
これからも…
きっと
あたしがアナタを
離さないかぎり
アナタの存在は
あたしを縛り続ける…
足枷は
自分で付けた。
手錠は
アナタが付けた。
目隠しは
夜の月が
あたしに付けた。