みんなの背中には、白いつばさがあった。
でも、そのつばさは無惨に引きちぎられた。
当たり前だと思っていた日常が、ある日突然なくなった。
その後の非日常が、私の白いつばさを、紅く染めた。
その紅は、痛みと苦しみと悲しみ…そして、憎しみの証。
私は、紅いつばさを持ち、復讐に身を投じた。
全ては、あの日常を、取り戻すために…