仕えるは、30人の執事―――。



「ありがとう。」




今日もにこやかで純粋溢れる笑顔がこぼれる。





「本日も、お嬢様のために。」







とある大金持ちの屋敷“宮之上家”。

そこの一人娘に仕えるのは30人の執事。

純粋で筋の通った御嬢に恋をする執事。


恋の行方は―――?