君との出会いは運命だと思っていた。
君が僕の前から姿を消すまでは。
今でも信じたい。
だから過去には出来ない。
だから想い出には出来ない。
いつか再会出来ると信じているから。
僕はこの戻らない時間の中で待ち続ける。
いつまでも。
それが無駄なことと分かっていても。
これは心に傷を負った青年とそれを陰で支えようとした女性の切なくも不思議な奇跡の物語です。
基本的にはフィクションですが、一部に実話も含まれています。
一部の人には不快に思われたり、辛い思いになるような表現があることをご了承下さい。
またこの作品を通して大切な何かについて感じて貰えたら嬉しく思います。