walk~未来へ~

作者七橋 日和

これは歩くことの大切さ…生きることの大切さ…そして、人を愛することの大切を教えてくれる、小さな物語。倖田來未の『walk』という曲に乗せて作った小説です。

人は歩くことを止めてしまったら…どこへも行けない



一年前


両足の自由を奪われた私は


一体どこへ行けばいいのだろう?



どうやって歩けばいいのだろう?



時は確実に流れているのに


私の時は止まったまま…




生きている意味が分からなかった



自分の存在が許せなかった


なぜ私はここにいるんだろう?



なぜ…

なんのために生きているんだろう…?



そんなことを思う毎日



だけど、そんなある日



あなたは突然現れて



私の存在を受け止めてくれた…



あなたの心の中にいるのは私ではなかったけど




私はあなたのことだけを想っていた




私は歩きたい



あなたの隣を



誰よりも近くで…



あなたのことが好きだから…




《まだ未完成ですが、どうぞご覧ください☆》