僕等のヒーロー。

作者ニア!★⌒+゜


「たいした用じゃない。

     ただ比呂が死んだだけ。」




信じられないほど残酷な言葉。

そして、その言葉で僕は


大好きだった人を大嫌いになった。

でも、その前に嫌われてただろう。




「"ただ"ってなんだよ!」




「何よ。あんな奴...消えて当然だし。」




でも、わかったんだ。

かすかに声が震えていたのが


ごめんね、ごめんなさい。

僕に気を使ってくれてただけなんだね


辛かったんだよね。今きずいたんだ。

2人が僕の目の前から消えた後に...


遅すぎた。遅すぎた。遅すぎたんだ。

あんなこと言うはずかないよね。





だって...









僕等のヒーロー。