「たいした用じゃない。
ただ比呂が死んだだけ。」
信じられないほど残酷な言葉。
そして、その言葉で僕は
大好きだった人を大嫌いになった。
でも、その前に嫌われてただろう。
「"ただ"ってなんだよ!」
「何よ。あんな奴...消えて当然だし。」
でも、わかったんだ。
かすかに声が震えていたのが
ごめんね、ごめんなさい。
僕に気を使ってくれてただけなんだね
辛かったんだよね。今きずいたんだ。
2人が僕の目の前から消えた後に...
遅すぎた。遅すぎた。遅すぎたんだ。
あんなこと言うはずかないよね。
だって...
僕等のヒーロー。