牡丹

怖くて苦しい物語。
『少しだけ怖くて
 少しだけ切なく
 少しだけ不思議

 そして大きな感動を与える
 そんな物語。』
という表紙で出迎えてくれる作品。

最初のプロローグでぐっとすごい力で引き込まれ、気がつくとどんどんページをめくってしまいました。

まだ、物語は途中なんですが…
更新分を読んだ、私の率直な感想は
『怖い』です。

確かに、不思議でもあり、切なさもあるのですが、私にはとても怖い作品。。。

主人公に気持ちが入りすぎているのか、苦しくなってしまいました。

きっと私も、主人公のように心の中で誰かや何かのせいにして、逃げている部分があるからなのでしょう。

全貌がわからない。
不思議なファンタジーのような部分もある。
だけど、根底にあるのは人間の心の闇…とでもいいましょうか。

うまく説明できないので…
読んでみてください。


この作者さまの作品は、どれも言葉が綺麗です。
シンプルで無駄がないのに、情景描写や心理描写は抜群にいい。

読むのが怖いのですが、続きが楽しみです。