兄を殺された少女アイオン・バークワースは復讐を望み、人を殺せる人間になるべく銃の修練に励んでいた。村で起きている事件を解決するためにやって来た流れ者の探偵ギィ・デュバルに「子供にガンファイトは無理だ」と馬鹿にされても、アイオンは復讐をあきらめない。
「私は人を撃てるってことを、この男に証明してみせ…

画像タイトルを入力…


「お前が俺の案内人? まだ子供に見えるが」


「子どもとは失礼ね。もう十六よ。私はアイオン・バークワース保安官代理。病床の父・ジョージ・バークワース保安官に代わってあなたを案内するために、きちんと任命されてここまで来てるんだから」


 ショートガウンにつけた星形の保安官代理バッチをつかみ、私は負けじと男をにらんだ。ほぼ強奪に近いかたちでぎっくり腰の父からもらった保安官代理バッチだが、一応誓約とかの手続きはきちんと踏んだものだ。




テーマ別小説企画Novelite 「ヤンデレ・歪んだ愛」ピックアップ

魔法のiらんど大賞2021・最終ノミネート作品選出(コミック原作版)