―歴史の境目が訪れる時、光と闇の申し子が現れる―
過去に多くの勇者を輩出してきた村で生まれ育った少女・カナデ。
愛するリクと結婚し、家族を持つのが彼女の夢だった。
―しかし、世界は非情にも二人を引き裂いた。
村は突然の襲撃を受け壊滅。
たまたま村から離れていて無事だったカナデ。
愛するリクはこの襲撃の後行方不明になってしまう。
村を襲撃したのはまさに世を混乱へと導く申し子であり、
それを倒すことがカナデに課せられた使命であることを知らされる。
そしてカナデは旅に出る。
女性であることを隠し、一本の剣を下げて。
その先で出会う仲間と敵…
戦い、悲劇…そこに生まれる新たな想い…
その時、カナデの前にリクは再びその姿を現す。
そして彼の口から告げられた真実を知る時、カナデは…