紗幸

ここにレビューを書いた方々へ…長文失礼します
私は18で31の旦那との子供を授かりました。

私は皆さんでは考えられないような波瀾な人生を送ってきた者です。
確かに未成年での妊娠は確かに非難の的になります。

でも、彼女の人生の中で妊娠という出来事はこれから先の幸せを見つける為に必要だったんじゃないかと思います。
どん底から見る小さな幸せは、とてもとても大きな幸せに見えます。
赤ちゃんはけして、1人では宿らない
男がいて女がいて、初めて赤ちゃんから宿るものなのです。
途中で死んでしまう命だって、きっとその子のママやパパに必要な経験だったから、身を粉にしてまで赤ちゃんは来てくれるんだと思います。

彼女の赤ちゃんは『赤ちゃんができたから責任をもって産む』という間違いに気づかせてくれたんだと思いますよ。
責任をもって産む、ではなく、責任をもって育て、その子の一生の親であること、という事を伝えていたんだと思います。

この作品は賛否両論の意見が出るのは分かります。
…読んだなら…命がもし宿ったら…私はどうするのか…
…次に繋げていける考えを、皆さん自身で考える事が大切なんだと感じました。