僕の恋話(コイバナ)

作者Naoto

もう何十年も経つ今も、心に残る恋があります。幼く歯痒いような恋、後悔ばかりが残った恋でした。事実をもとにしたフィクションです。

―――どうしてこんなに虚しいんだろう



―――どうしてこんなに物憂いのだろう



このまま自然と君を忘れていく筈だったのに



まだなにも始まっていない恋だったのだから―――




「ねぇ、僕の想いは君に届いたのかなぁ・・・」





彼女の無邪気で卑怯な笑顔が、いつまでも残っていて消えないんだ。



何十年も前に

残してきた想い



後悔だらけの想い



携帯電話もパソコンも

無かった時代の夏の物語



事実を元にした

フィクションです。


加筆しました。《完結》