目をあけると、私は聴力を失っていた。大好きなあなたと、もう一度―‥すれ違う二人の想いは、金色の鈴をめぐり繋がれてゆく。リン…+゜あッ。鈴の音…
リンッ‥+゜
どこかで鈴の音が聞こえる。
誰かが言った。
この鈴は、僕達が生きている限り
永遠に鳴り続けるのだと…。
この鈴が鳴ったそのトキから
私の運命はもう
決まっていたのかも知れない。
二人のトキは刻まれる
永遠に―‥