君に届け

作者依都

アナタが好きだと気づいたときには…もう遅かった。大切なものって、どうして無くしてから気づくんだろう…。─私の思いが君に届きますように─

どうして…

大切なものって無くしてからじゃないと気づかないんだろう?



いつも近くにある物、

いつも側に居てくれる人…



“あって当たり前”

“居てくれて当たり前”



私はそう思っていたょ…




ほんとバカだったね。

悔やんでも悔やんでも悔やみきれなくて…




地獄に落ちたみたいだった





だけどね、あなたが居なくなってから…

私は本当の“幸せ”の意味を知る事ができたの




─あなたは今、

幸せだと胸を張って言う事ができますか…─