1つのコトバ

作者フキ

      ●プロローグ●


私がほしいのは


あなたのあのたった一つのコトバだけ


あの日にもう一回だけでも戻れるなら


そんなに嬉しいことはないよ


あなたは覚えてるのかな


あの


落ち葉が散り始める10月の終わり頃のこと。。。