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作者nag

幼顔の月読 雫(つきよみ しずく)は不器用で無愛想の主人公の永居 好人(ながい よしと)と出逢う。どこか影のある雫を、好人が支えて守っていく恋愛物語です。


月読 雫(つきよみ しずく)32歳は、記憶障害で、昨日の出来事はほとんど覚えていないと言う。


顔も、名前も、自分の考えていた事も、天気すらも記憶があやふやだそうだ。


そんな幼顔の雫は、携帯電話を片手に夜の闇をさまよい歩く。


引かれるように入った庭園。


そして造園会社で働く、主人公の永居 好人(ながい よしと)34歳と、運命的に出逢う。


独り暮らしで彼女と別れたばかりの好人は、寂しさを埋めるつもりで雫を部屋に招き入れるが…。


あるキッカケで、雫を引き取る事となる。


好人の本質が現れはじめ、やがて彼は大切な人に対しての接し方を改める。


優しく、温かい恋愛小説。


雫と好人の永遠で繋がれた恋愛の話は、一体どんな物語なのでしょうか。