愛の花束

作者椎名

最初からわかっていた。



優しい笑顔も

時折見せる寂しそうな横顔も

遠くを見る瞳も



見つめる先は


すべて私じゃない



―‥先生、

私は、先生の特別な存在にはなれないの…?







※この物語はフィクションです。