お願いだから、素手でレンズに触れないで。【完】

作者たま

レンズを素手で触るのは迷惑な行為ですが、それには奥深い理由があるのです。








「慶?」



「うん?」



「お願いだから、レンズに素手で触らないで?」



「…もう一回言って?」







慶さんは和秋くんの困り顔が大好物です。



だから今日も、レンズを握るのでした。









藤 和さま。せりかさま。

レビューありがとうございます。後日とら屋の羊羹を送らせていただきます。