いつからだろう。
幼い時。
それは、ずっとずっと幼い時。
その記憶はあまりにも有耶無耶で、漠然としていて、本当にそうだったのかも正しくわかりはしないのだけれど。
俺は、その日から。
あのよく晴れたあの日から
夢を見なくなった。