ミライマシン(完結)

作者*ただし*

留まることの無い時間…ミライに続く乗り物、ミライマシン。
すべての人は同乗者として、同じ時間を共有し、果てることのない明日へ向かっている…

僕は、幾人の既婚者と軽薄で刹那的な恋を重ねて、それでも満たされないままでいた…

自分を愛してくれる人を求め、サイトの中をさ迷い続けることだけに、いつしか心は依存されていった…


留まることの無い時間…ミライに続く乗り物、ミライマシン。

すべての人は同乗者として、同じ時間を共有し、果てることのない明日へ向かっている…

車輪は外れ、取り払われた乗り物の壁の向こうには、まだ線路は続いていた…