「たつや…」
『ん?』
「別れよ?」
『え?』
「ごめん…っ、別れよっ?」『……っ、』
私が告げた別れに、あなたは結局分かれ道まで無言だったよね…。
私はあのときのあなたの顔が忘れられない。
『じゃーな』
「え、あ、…バイバイっ」
辛かった。泣きたかった。
嘘だよ、ほんとは好きだよ、って。
言いたかったんだよー…