紅の孤独に真実の愛を

作者ゆな



『忘れてくれ』

Time which passed existence -- All

(存在を、過ごした時間を…すべて)




『俺らといればいい』

Escape, if it can escape.

(逃げれるもんなら逃げてみろ)





美しき紅い龍愛に埋もれ愛を知らず

暖かい瞳の裏に孤独な瞳を宿す





『お願い…そばにいて…』

It is itself who loved darkness.

(闇を愛したのは自分自身)


――幸せになってはいけない。

秘められた過去と消えし記憶






紅い孤独に真実の愛を

この暖かさに手をのばしていいのだろうか