菜々緒
「御主人様と呼びなさい」
見目麗しい青年は少女を誘拐する。
「そう、きみはコッペリア。美しいゆえに壊される悲しい運命の人形。」
バラ、ワイン、ピアノ、マリア、
深い森に閉じ込められたシャトウの中でコッペリアと呼ばれた少女は、いつしか倒錯した愛憎の迷宮に自ら迷い込んでいく。
そして、青年はまたあらたな・・・
これは狂喜の物語だろうか?
だけど美しい作品です。
作者さんの才能が溢れ出た豊富な語彙と知識を咀嚼しようと神経を集中して読み進めているうちに、
いけない夢を見てしまいました。
いや~ん、(*^▽^*)ゞポッ