向日葵の花が咲く頃

作者


強引で冷たくて。

でも...本当の気持ちは...?


 「俺のものにならない物なんて

  俺はいらねぇーよ。」


 「どこいくつもりだよ..俺の側

  にいろよ..。なぁ..。」


それは決して愛しては

いけない義理の兄。




どこまでも優しすぎる

甘い甘い愛の言葉....。


 「俺は絶対に葵を1人になんかしない。

  ずっとずっと側にいる。」


 「可愛い可愛い俺のお姫様。

  おいでっ。」


それは兄の親友。




 --*螢と葵と渚の

     切ないラブストーリー*--


  本で読んだような

  あんなに上手くできた

  恋ではなかったけれど

  そこには確かに

  愛があった....。




 『向日葵の花が咲く頃』