彼女の左目は俺を見ている。それならば、その盲目の右目は何をミテイル?






人目を惹く白い肌


黒く艶やかな髪の毛


ぱっちりとした茶色の左目


桜色の唇は酷く魅力的だ。



そんな綺麗な顔立ちには

邪魔とさえ思う

右目の眼帯。



「もっと遠くを見て。」


嗚呼、


世界はこんなにも美しかった



(!)この物語は男の子の目線で進んでいきます。