すぐに記憶を失くすくらいお酒に弱い紫乃。俺は、彼女の監視役となり、ある癖とも言うべき災難から彼女を守ることになった。二人の出会いに何があったかも知らないで。
朝、俺の目の前にいたのは見知らぬ女。
彼女は言った。
何も覚えていないと。
そして笑顔で帰っていった。
これがわたしの日常だと。