大切な人を守りたい

作者ヨコ汰

「あっ!あの・・・!」

「何?」

「私!優弥さんの事前からずっと好きでした、もし良ければ付き合ってもらえませんか?」


何で?

喋った事ないんだけど?

そう聞けばいいのに、

決まっていつも

俺は、


「ありがとう、でも俺好きな人いるから」


こうやって人を避ける


「そうだったんですか、すみませんでした。その好きな人とお幸せになれるように願っておきますね。」


入学してから25回目の告白


「好きな人、ね・・・」


本当は好きな人何ていない、

ただ俺は・・・

傷つけたくない、

傷つけられたくない、

期待されたくない、

弱い人間なんだ、



だから、

もう。





俺には構わないでくれよ