seven days ～君のくれた時間～

　カメラマンを目指す智也と、幼馴染であり恋人の香織は、学校の帰り道で交通事故に巻き込まれてしまう。

　結局意識が戻ったのは智也一人。

　香織だけが帰らぬ人となった。

　それから二年。

　未だに香織の死を受け止められずに苦しんでいた智也のもとに、ある日香織が現れる。

　

「智也は夢を見てるんだよ。」

「会いたかった。ほんとは、ずっと。」

「でも、もう一緒にはいられないから。」

　―それは、君がくれた人生で一番大切な七日間―