ねむたい、ぬくもり。

作者はすこ

一番重要な問題は、誰かの温もりに触れるってこと。男の人って、セックスしているときが一番優しい。そのときだけでも良いから、その温もりに浸りたいのだ。



「どんなに足掻いてもあの温もりはこの一瞬だけなんだ」


必ず神様は全部見ていて、あたしにそう囁く

その度に、真実の温もりはあの人がくれるものだけだったことに気がついて、一人で泣くんだけど

結局それでも、いないたぶん余計に、確かに身体が温もりを欲しがってる

一人は嫌だ、寒いのは嫌だって

誰に言われなくたって自分が一番わかってる


なんてあたしは愚かなんだろう